私もお陰様で二期目の最終年を迎えることができました。
平成二十二年も景気や経済について引き続き厳しい年となると思われますが、国における経済や政策等の動向を見極めながら自治会や村民の皆さんの要望、村が抱えている課題、懸案事項を踏まえ、村の財政の状況を勘案しながら村民の皆さんの負託に応えられるよう一生懸命努めてまいります。
1)住宅施策の推進
人口の減少を抑制し、若者の定住対策として本年より三ヶ年計画で、旧薮原保育所跡地に村営住宅の建設を考えています。まず全体計画を策定し、地域の皆さんや現在旧薮原保育所を利用されている団体や関係者などの方々のご意見を伺い、周辺の整備と併せて実施していきます。
また宮の森にある住宅用地の販売についても、もっとPRを行い、販売推進を図っていきたいと思います。また、これらの施策と併せて在来工法による木造住宅の普及促進と建築関連産業の振興が図れるような新たな制度についても研究してまいります。
2)薮原地区のにぎわい再生と源流の里景観形成について
にぎわい研究会で調査・検討されています町並みのにぎわい再生については、引き続き空き店舗の利活用の検討をしていただきながら、併せて本年は旧総合庁舎用地についても具体的な方向付けをします。
また「源流の里」としての景観形成をすすめるため、にぎわい研究会や花咲く村づくりの会、薮原地域自治協議会など、関係者に取り組んでいただいている花壇整備、町並み雪明かり、間伐材を利用した手作りプランターや手作り水車の設置、花桃の植栽などの活動と協調を図りながら、更に優れた景観づくりに協力してまいります。
3)地域の経済力の向上
地域の産業の活性化を図るべく、商工会・産業協同組合・農協や各団体企業などと、緊密な連携を図りながら、地域資源の活用、新たな販売力の向上などを目指すと共に、国の緊急雇用対策と相まって、雇用の確保を図り、将来を考えた各産業の後継者対策、人材育成について研究・検討を進めます。
また上下流交流と結びついた観光振興や産業の活性化にも取り組んでまいります。
特に道の駅構想に伴い、直売所を見据えた農作物の作付けや、食の開発に伴う加工施設等についても研究を進めてまいります。また、名古屋出張所やアンテナショップ等との連携も図りながら、交流人口の増加により、農林産物、木工製品の増産に結びつける地場産業の振興を図ります。
道の駅の完成により、JR薮原駅・川の駅など異なる三つの駅を連携させた地域の活性化についても模索してまいります。
4)健康で生きがいをもって暮らせる地域づくり
本年も引き続き、子育て支援や健康づくり運動などをすすめ、住民の皆さんが、心も体も健康であり続けるように取り組みます。各種の健康診断について検診率を高めるよう周知しながら、過去の検診結果等から具体的な予防対策や重点的に取り組む保健事業などについての施策もすすめる予定です。
5)協働による村づくり
各地域の地域自治組織や自治会、団体や有志等で実施されている様々な活動にも引き続き支援しながら、住みよく、安全で美しい郷土づくりに協力をしてまいります。
また木曽川水の始発駅フォーラムが本年4月よりNPO法人として認証されるよう準備をすすめていただいています。行政としてもこの活動に協力しながら、山村ツーリズムなどの新たな取り組みができるよう支援をしてまいります。
6)道路網の整備や上下水道の加入促進
国道、県道、村道等の改良整備について、引き続き国や県にお願いするもの、村が進めるものなど計画的に実施できるよう取り組むと共に、橋梁についても、その長寿命化計画を策定し、順次修理、修繕、改良を進める予定です。
この他、水道関連施設についても国の制度を取り入れながら取り組むと共に、下水道の加入促進についても引き続き取り組んでまいります。
7)森林整備・鳥獣被害・遊休農地の解消
間伐を主体とした森林整備や里山整備を引き続き進めながら、一部、搬出間伐をするための作業道の開設を実施する予定です。また林地と農地の区分けを明確にするための緩衝帯の整備、遊休荒廃地の解消に向け、地域の皆さんの協力を得ながら、できる所から実施してまいります。
併せて鳥獣被害防止についても電気柵の設置や補助等の支援も実施します。
8)災害に強い村づくり
治山、治水、砂防など、必要な事業については、国や県に要望をしていきながら推進してまいります。
9)教育関係について
昨年オープンしました源流図書館の充実と利用促進をすすめます。
また、村民センターの耐震調査の結果を受け、施設のリニューアルや利用計画についても、関係者と協議のうえ、改修計画を策定し工事をすすめたいと思います。
小中学校についても、適宜必要な修理、修繕をすすめます。
社会体育、社会教育を通じての健康づくり、生きがいづくりの一層の充実を図っていきます。
以上主要な事業等について申し上げましたが、2月には各区ごとの行政懇談会を開催致します。
道の駅構想の説明をはじめ、村からのお知らせ等をさせていただきたいと思いますので是非とも御出席していただき、住民の皆様から色々なご意見・ご質問等をお聞かせください。
これから更に寒くなりますので、風邪などひかないよう、健康には十分ご留意をしていただき、本年も「木祖村にとって」また「村民の皆様にとって」良い年でありますようご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。